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コラム
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どうする?造園空間の3次元化・定量的景観評価

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どうする?造園空間の3次元化・定量的景観評価

 国土交通省の直轄工事・業務では、2023年4月からBIM/CIMを原則適用されており、3次元モデルによる設計成果等の作成が求められるようになっています。3次元モデルの活用の義務項目としてあげられている「出来あがり全体イメージの確認」などからも推察されるように、設計段階等でのシミュレーションなどを通じて、効率的な工事や業務の推進が期待されているところです。

 一方、造園分野では、主に樹木を取り扱いますが、樹木の3次元モデル化は樹種ごと樹形や枝の出方、葉の形状や付き方などが異なること、また葉が無数にあることなどから、他の分野と比べて3次元モデル活用の難易度は高いように思えます。

 國井先生に講義いただいた「空間情報技術による造園空間の視覚化」では、造園空間の3次元モデル化の手法や景観シミュレーションの実施例、深層学習を活用した景観評価手法などについて解説いただいており、今後の造園分野での工事・業務受注における技術提案や、空間情報技術に関する新たな技術・製品開発に関するヒントになるかもしれません。

 

◆コラムでご紹介した講座はこちら◆
講座:空間情報技術による造園空間の視覚化
講師:國井 洋一 先生